印刷パースペクティブ

ハンマーからクラウドへ: Modern Lithoでの最新の決定

November 16, 2021

Modern Litho Jim Tomblinson

Modern Lithoは、最先端の技術を使用してワールドクラスの印刷をますます多くの顧客に届けて毎日その名に恥じないように提供しています。同社は、生産効率向上のためのテクノロジーを駆使し、人の介入を必要とする業務を少なくするためのチームを配置しています。同社は、確実にあらゆる仕事に触れる人数を最少とし、最高の品質で生産するために業務のあらゆる側面のためのベストなツールを探し求めています。その考え方はあらゆるプロセスとあらゆる買収の中に組み込まれています。

Modern Lithoの運営事業部のバイスプレジデントであるJim Tomblinson氏は以下のように話しています。

「当社はJames Mulligan Printingと呼ばれるセントルイスにある会社を買収しました。 その会社を当社の場所まで移動させている際に、このハンマーが道具箱にあるのが見えました。日付けも名前もありませんでした。そのハンマーはどこかの段階で手作りされていました。何人の人の手がこのハンマーを触ったかはわかりませんが、そのハンマーが100歳を超えていて、Mulliganのオーナーがそれに手にしていたということは言えます。片側がよりひどくすり減っているのがわかります。そのハンマーはずっと使われてきて、ぐしゃっとつぶれていまっています。すべてのシナリオわかるわけではありませんが、当社がこのハンマーを受け継いで展示することは良いことだときっと感じていただけることでしょう。

こういった道具には多くの歴史があるのです。その道具がハンマーであろうとインキナイフであろうと、私は、会社を作り、会社の成長に役立ってきたこういったものを集めることが大好きです。」

Tomblinson氏は、 その歴史を知ることによってModern Lithoが機械的なプロセスから新しい自動化が可能なテクノロジーへと成長することができたと指摘しています。彼は、効率的でいるために、どこで資金を失うか、どこで資金を作るか、いつハンマーを新しいテクノロジーに取り換えるかを会社は知らなければならいことを知っています。

ソリューション文化の構築

Jeff Davidson氏は、企業戦略事業部のバイスプレジデントですが、Modern Lithoのインフラを革新的で、品質重視で、生産的であるように保つための解決策を探すチームを率いています。 手を上げて、自分たちには市場で最高の品質とサービスがあると言うことは誰でもできますが、Modern Lithornでは、あらゆる部門を通じて特定の企業としての価値観を持って活動することによって有限実行しているのだと彼は言います。そして、新しい会社を傘下に入れる際に、市場での差別化を維持するために楽観主義の精神と新しいチームメンバーの継続的な向上を持ち込んでいます。

Davidson氏は、そのシステムに目を向け始めた時点で、軌道修正の時が来たという判断を下しました。Tomblinson氏は以下のように付け加えました。 「当社のテクノロジーは将来のためにわれわれを支える能力を失いつつありました。この2~3年に渡って、テクノロジーは発展し、変化しました。そして、特に昨年、目にしたもののためにわれわれは自分たちのビジネスを再考することになりました。われわれは今日いつもやってきたことと同じビジネスはできないということに気付きました。それは危険過ぎるようになったのです。」

Modern Lithoは、今日の顧客の期待に再度合わせるために顧客獲得とプリプレスを作り変えたいと思っていました。アクセスしやすさ、セルフサービス、電話をしたりEmailを送ったりせずに追跡ジョブができることが望まれたています。顧客とのより緊密なつながりをもたらすソリューションとピースをつなぎ合わせて最新のシームレスなワークフローにする手助けしてくれるパートナーが必要とされました。

必須のパートナーシップの活用

パートナーは、そのプロセスの必須部分です。Modern Lithoがその成長戦略を維持するのに役立つ市場とテクノロジーへの幅広い理解をもたらしてくれるのがパートナーだからです。Modern Lithoの社長のDarrell Moore氏の言うところによれば、これらのパートナー関係はウィンウィンでければなりません。最高の可能性を市場に持ち込むには、サプライチェーンの不足やその他の市場の混乱があっても仕事を稼働し続けられる十分なインフラが必要です。現在のPrintMISとワークフローのサポートを見直すためのチームと一緒に働いていたので、彼をこういう結論を出しました。「当社のMISシステムは採用した時点でうまく機能していましたし、当社と共に成長しました。しかし古くなったように感じます。そこには革新がありませんでした。プラットフォームは古いテクノロジーに基づいて構築されていました。そこで、そのテクノロジーからは簡単にデータを取得できませんでした。マーケティングのために情報を集めることが簡単ではなかったのです。次の10年、20年へとわれわれを連れて行ってくれるテクノロジーの登場をわれわれは待っていました。」彼は、新しい顧客の期待に応えるには、変化が必要だということを知っていました。

コダックのショップとして、同社はすでにPRINERGYとINSITEで会社の原動力を変えたのです。色管理を細かくするための自動トラッピングから、PRINERGYはModern Lithoが地元の印刷市場から抜け出して、全国的な印刷カンバセーションの一部になるための門戸を開いたのです。 INSITE PrePressポータルによって、顧客は発注した仕事を見て、プロセスの中でその仕事をすべて追跡し続けることができるのです。ルールベースオートメーション(RBA)の力は多くの問い合わせのための顧客のセルフサービスと相まってその成長を促進しました。

Tomblinson氏はこう言います。「ルールベースオートメ―ションがなければ、当社は今日の地位にはいなかったでしょう。コダックのおかげで当社は10人でやる仕事を3人でできるようになったのです。」多くの印刷会社が自動化を達成するためにRBAを設置している一方で、このソフトウェアにはもっとうまく自動化を達成する潜在力があると彼は言います。今日、Modern Lithoでのあらゆるジョブが、リッピング、トラッピング、面付け、 INSITEへのポスティングのためにRBAを通過します。 多くのクライアントのためにそれらに触ることすらなくジョブを実行できるのです。

喜んでクラウドに移行する

Kodakグラフィック ユーザー会(GUA)のユーザーミーティングへの常連の出席者として、Modern LithoはコダックのPRINERGYのクラウドベースバージョンであるPRINERGYオンデマンドの導入に続き、1年以上前にユーザーとなったのです。クラウドサービスへの移行の際のデータの安全やワークフローのコントロール能力に関する懸念事項は、実装の間に完全に解決されました。

彼らはまず何ができるかを知ることから始めました。新しいソリューションによりより多くの保存オプション、サーバー機能、安全なネットワークへのアクセスが提供され、これによって施設間のデータの移動に対する既存のハブやスポークのアプローチがなくなりました。Modern Lithoはクラウドサービスで楽になるテクノロジーパートナーシップをコダックと結んでいます。MicrosoftとのコダックのパートナーシップはModern LithoがPRINERGYオンデマンドビジネスソリューションに移行するという意思決定に役立ちました。

コダックがPRINERGYオンデマンドビジネスソリューションに統合した実績のあるパートナーシップを使って、 Modern Lithoは彼らのチームは印刷製造業の歴史上最強のプラットフォームで活動していると言います。もうハンマーではありません。クラウドで円滑に作業を進めるだけです。

PRINERGYオンデマンドの詳細