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    KODAK VISION3 500T 5219 / 7219
コダック VISION3がもたらすもの
----- コダック社のキム・スナイダーが語る


  Kim Snyder
キム・スナイダー

キム・スナイダーはコダック社 エンタテインメント イメージング事業部、ワールドワイド オリジネーション製品部門ゼネラル・マネジャーです。コダック VISION3 フィルムに導入された最新のフィルム技術のもたらすもの、映像業界におけるフィルム撮影への期待、フィルムの将来に対するコダック社の役割について語りました。
 

Q1: この新しいフィルムはコダックが考える将来の計画において、どのような位置づけなのでしょうか?

A1: この新しいプラットホームは、現行のワークフローに適合し、既存の様々な技術をシームレスに機能させる手助けをするというコダックが提供するソリューションの一例と言えるでしょう。

映像業界が発展する中、イメージング技術におけるコダックの役割は、画質の標準を定め、新しい技術を開発し、ワークフローの効率を高め、コンテンツを創造する上での品位を保つための原動力になることと理解しています。
 

Q2: この新しいフィルムが業界にもたらすものは何でしょうか?

A2: VISION3 500Tフィルムは、お客様が親しんできた現行のコダックVISION2シリーズの持つルックと優れたイメージ構造を継承しています。加えて、映像製作のワークフロー全般にわたり、フィルムの総合的なパフォーマンスや効率を改善する特徴や利点を盛り込みました。当社が独自開発したダイ・レイヤリング・テクノロジー(DLT: Dye Layering Technology)によって、シャドウ部の粒子を飛躍的に細かくし、光量の少ないシーンをスキャンする際のS/N比を改善することができました。これにより、シネマトグラファーは露光域の限界を超えても素晴らしい映像を得ることができます。さらに、ハイライト部のラチチュードが広がったことにより、極端な照明条件下での柔軟性が向上し、ハイライト部から、より多くのディテールを引き出すことができます。
 

Q3: この新しいプラットホームは、コダックのデジタル戦略とどのように絡み合っているのでしょうか?

A3: コダック社は、映画用フィルムへの投資を続けていきます。現時点では、最高のワークフローはフィルム撮影から始まると考えていますので、映画用デジタルカメラ市場に参入する方針は持っていません。制作上の理由でデジタル撮影を選択されるお客様には、数多くの選択肢があります。どの作品にもそれぞれの製作工程があり、工程を決めるには、優先順位と妥協点を考慮します。最上級の画質、柔軟性、そして使い易さを求めるお客様の期待を胸に、コダックは引き続き、得意の撮影用ネガフィルムにしっかり取り組んでいきます。

コダック社のフィルム製品への投資は、現行のワークフローをうまく機能させるため、システム全体を対象にしています。一方では、ポストプロダクション・サービスや、デジタルシネマ製品にも投資しています。
 

Q4: VISION3はシネマトグラファーや表現方法にどんな影響をあたえるのでしょうか?

A4: VISION3は映像の持つ“可能性”を拡げました。言い換えれば、コダックはVISION3を通じて、お客様の映像表現や、動画表現の限界を超えるための新しい技術をお届けしています。
 

Q5: 将来、フィルムはどうなっていくのでしょうか?

A5: コダック社のフィルムの革新への取り組みは確固たるもので、フィルムを愛用してくださるお客様からは大きなご満足を頂いています。コダックの新しい映画用フィルムのプラットホームVISION3の発表は、私たちが、これからも引き続きフィルムが使われ続けると信じている証でもあります。私たちは現在もフィルム技術へ投資しており、今後も新製品を発表し続けていく予定です。
 

Q6: 16mmやS8などのフィルムについては、今後どうなっていくのでしょうか?

A6:  VISION3 500Tは、35mm、16mm、65mm、スーパー8の各フォーマットで発売されます。
 

Q7: この新しいフィルムは、どのような要望に基づいて誕生したのですか?

A7: 映像業界は大変クリエイティブである一方、協力的です。したがって、お客様からのフィードバックは、映像製作に携わる方々とその手腕を支えるコダックのどの製品の開発にとっても、大変重要です。お客様はVISION2フィルムのルックや画質に非常に満足されていますが、さらに性能が高まることを期待されていました。新製品5219はノーマル露光では5218の “ルック”を継承していますが、ラチチュードが極めて広く、5218に比べて少なくとも2絞り分拡張されています。さらに、アンダーおよびオーバー露光域での画質が5218より向上しています。当社が独自に開発したダイ・レイヤリング・テクノロジー(DLT: Dye-Layering Technology)によって、アンダー露光域の粒子がより細かくなっています。また、5219は、ハイライト部のディテール描写力も強化され、それがポストプロダクション作業においては大きなメリットをもたらします。より多くの情報をより早く効率的に引き出せるフィルムです。
 

Q8: 乳剤技術が革新していく速度についてご意見は?将来、その速度が衰えることがあるのでしょうか?

A8: 先ほどもお話し致しましたように、コダック社のフィルムの革新への取り組みは確固たるもので、フィルムを愛用してくださるお客様からは大変大きなご満足を頂いています。私たちは今後も、フィルムが達成できる限界を超える手段を技術的に探り続けます。市場動向や技術が絶えず変化する中、コダック社はクリエイティブな事業に携わるすべてのお客様に、イメージ通りの映像を、より忠実に、効率的に、そして最高のクオリティでスクリーンに再現するためのツールやサービスを取り揃え、提供して参ります。
 

Q9: VISION3シリーズは、さらに種類が増えていくのですか?

A9:  撮影用フィルムだけでなく、様々なフィルム製品の開発を計画しておりますが、まず、VISION3 500T 5219 を発表いたしました。

 

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